/【鹿児島、新しい旅の愉しみ 特集】現代人に温もりとくつろぎを届ける「あたらしい王道旅館」

【鹿児島、新しい旅の愉しみ 特集】現代人に温もりとくつろぎを届ける「あたらしい王道旅館」

 2021年1月、霧島にオープンする『星野リゾート 界 霧島』。高千穂峰の中腹に建ち、どの部屋からでも桜島と錦江湾を見下ろす雄大な景色を楽しめます。ビューテラスに出れば、天気のいい日は開聞岳や、喜界島まで見渡せることも。館内各所で表情の違う風景に出合えるので、移ろいゆく天候と時間の中、自分だけのお気に入りのスポットを探すのもまた一興。
客室は全室、霧島高原の先に広がる錦江湾や桜島の絶景を望めるだけでなく、地域ならではの伝統工芸や特徴的な素材を使い、現代的なモチーフに設えた、鹿児島の大地の恵みを感じられる「薩摩シラス大地の間」。火山の火砕流などが堆積してできたシラスを職人の技で磨き上げたベッドボードは、霧島連山をイメージ。高級感がありつつ、上品に部屋に溶け込みます。大きな窓から見える絶景と合わせて、心に風が吹き抜けるような爽やかさをもたらしています。寝具にもこだわり、雲のように柔らかく体を包み込むオリジナルマットレス「ふわくもスリープ」が快適な眠りへと導きます。

九州では、大分県の『界 阿蘇』に続いて2番目のオープン。星野リゾートの温泉旅館『界』では、地域の文化を存分に感じられる「ご当地部屋」を各館で用意している

【客室料金】
1 泊 2万円~(2 名 1 室利用時 1 名あたり、サービス料込・税別、夕朝食付)
※シーズン、プランにより異なる

ビューテラスからの眺めは圧巻。飲み物なども持ち込めるので、ソファで憩いの時間を過ごそう

和漢成薬成分のコスメなどのほか、各館で色違いの風呂敷も用意。霧島の色は、霧島連山をイメージした深い緑

温泉と料理、大地の恵みに感謝しながら心の休息を

客室で一息ついたら、次はやはり温泉。スロープカーに乗った先に、湯浴み小屋がたたずんでいます。梁を巡らせた内風呂は開放感にあふれた雰囲気。露天風呂では、立ちのぼる湯気の向こうにすすき野原が広がる、幻想的な光景に目を奪われます。霧島山の懐から湧出する豊かな温泉にゆったりと浸かれば、体の芯から温まり、日々の疲れが溶けだしていくようです。
料理はもちろん、鹿児島の特産をふんだんに活かしたものがそろいます。旬の新鮮な魚を使った刺身や、鹿児島で郷土菓子として親しまれる‟あくまき”をアレンジした先付など、鹿児島らしさと遊び心が楽しい品々に思わず笑顔があふれます。特別会席のメインは黒豚しゃぶしゃぶ。タレは使わず、香り豊かな削りたての鰹出汁のみでいただきます。締めは、特製の細麺の蕎麦。具材の旨みが溶けだした、極上の出汁に絡めて味わいましょう。器にも薩摩焼を使用し、伝統工芸品の繊細な美しさを料理とともに堪能できます。
館内では料理や調度品のほかにも、鹿児島の地域文化を体験できる「ご当地楽」を開催。霧島神宮や地元の人々の協力を受け、霧島に伝わる天孫降臨神話に基づいた演舞が行われる予定です。
極上のおもてなしを存分に楽しんだら、霧島観光へ飛び出しましょう。ホテル周辺には車で10分ほどの範囲に、霧島神宮や神話の里公園、高千穂牧場などの霧島の歴史と自然に親しめる施設がそろっています。

時刻によって色を変える空に、すすき野原が照らされる様子は別世界のよう。泉質は硫黄泉で、弱酸性なので肌をやさしく潤してくれる

食事処は木のぬくもりを感じつつ、親しい人とくつろぎのひと時を過ごせる半個室。鰹出汁で食べる黒豚のしゃぶしゃぶをメインとして、地元の旬の食材を使った料理を楽しめる

エントランスでまず目に入るオブジェは、高千穂峰の頂上に立つ「天の逆鉾」をモチーフにしている

 

Data

星野リゾート 界 霧島
【住】霧島市霧島田口字霧島山 2583-21
【休】なし
【P】あり
【キャッシュレス決済】クレジットカードのみ
【問】0570(073)011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/kirishima/

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