LEAP326
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 LEAP読者の皆さま、こんにちは。鹿児島ユナイテッドFC地域連携部の小林です。 2月24日に明治安田生命J2リーグが開幕し、全国の猛者との戦いが毎週行われています。ここまで3試合のホームゲームを戦った3月末の段階では、平均6000人を超える方にご来場いただき、スタジアムのある鴨池が大いににぎわいました。 サッカーの試合は90分ですが、その前の2時間3時間も含めてたっぷり楽しめるお祭り空間を作ることが私たちの目指すところでもあります。 スタジアム場外ブースのなかでも今シーズン、大きくリニューアルしたのは、お祭りには欠かせないグルメ出店、愛称「ユナマルシェ」だと思っております。もともと「食」の分野は「スタグル(スタジアムグルメ)」と称され、Jリーグの試合観戦においても絶対的に重要な要素としてサポーターの皆さまに認知されています。 鹿児島でもスタジアムで県内各地の出店者が提供するメニューを吟味して、お互いの持ち味を損なわないように担当者が綿密に話し合い、調整を重ねました。各店舗が提供するメニューを簡単に列挙すると窯焼ピッツァ、タコライス、なんこつチャーシュー丼、たこ焼き、チキンバターカレー、うま塩からあげ、茶美豚の串焼き、自家栽培フルーツのジェラート、野菜カレーミールズ弁当、鹿児島ドッグ、黒豚ハンバーグ、鶏飯、鹿児島とスペイン産のW生ハムサンド、ねぎまみれのからあげ、しんこ団子、アゴ肉焼き、粉雪のようなかき氷、かわなべ牛のバーガーを名物の逸品として掲げ、それぞれお客さまにご堪能いただいています(どれかひとつをピックアップするのは不可能なくらい、魅力的なお店ばかりです)。 さらにお店の看板は、クラブが同じデザインでそろえることで「ユナイテッドの試合会場としてのワクワク感(そして安心感)」を演出することを意識しましたし、前述の名物一覧は大きなパネルにして掲出しています。待機列の整備など課題は常に出てきますが、シーズン通して改善してまいります。 こういったクラブとお店が連携しての努力の甲斐あって、相手サポーターからも大好評。焼酎「さつま島美人」のふるまい酒と合わせて「試合前に骨抜きにする■摩の陰謀か」とよろこばれ、彼らがツイッターなどで発信することで「鹿児島行きが楽しみ」と全国的に話題になりつつあります。 もちろん鹿児島の方にも自信をもっておすすめできるお店ばかりです。これから暖かい、絶好の観戦日和となりますので、ぜひスタジアムに足をお運びになり、ふるさとのグルメを再発見して下さい!©KAGOSHIMA UNITED FCVol.34鹿児島ユナイテッドFCの34ユナイテッドの試合会場でいただけるのは鹿児島の美味をそろえたスタジアムグルメがたり

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