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【鹿児島の新定番 特集】霧島、歩み続ける街のストーリー

ゲンセン霧島 プロジェクトインタビュー

霧島の食にまつわる産品やサービス、取り組みなどを独自の基準で評価し、最高7つ星の認定を授けるブランド認定制度「ゲンセン霧島」。そこに携わる方々、そして生産者の皆さんが特産品を通して地域にかける想いを伺いました。

霧島ガストロノミーの活動が始まる前から、霧島の地方創生のための活動を行ってきた霧島ガストロノミー推進協議会会長の山元紀子さん。既存の縦軸の組織ではなく、そこに属する人たちが横軸で繋がり、やがて地域全体を活性化させていく仕組み作りを理想としています。霧島の食のブランド力を高めるための基準ともなる「きりしま食の道10カ条」の策定には、時間をかけて話しあいました。

2018年から認定が始まった「ゲンセン霧島」は今年で4年目。新しい世代も次々と参入しています。一度は認定を受けた生産者たちも、その後さらに商品やサービスをブラッシュアップし、星の数を増やすために努力を続けています。刻々と変化する時流に乗りつつ、霧島の魅力を発信し続けていきたいと願う山元さん。「ゲンセン霧島は、一つのストーリーなんです」と語ります。プロジェクトを担う人々、そして生産者たちが紡いでいく物語を見届けましょう。

【きりしま食の道10カ条】
1.地域性
2.神事・風習と食文化
3.職人気質
4.地産地消
5.伝統と革新
6.健康志向
7.環境型
8.創造性
9.もてなしの心
10.褒め合う食文化

山元紀子さん
バレルバレープラハ&Gen 代表取締役社長
株式会社河内源一郎商店、在霧島スロバキア共和国名誉領事館など運営

地域おこし協力隊 井上真優さん(写真左)
「霧島の事業者さんは人によってこだわりの切り口が異なり、それを話すときのお顔はとてもイキイキしています。そんな事業者さんの姿を、多くの人に伝えていきたいです」

地域おこし協力隊 佐藤悠奈さん(写真右)
「ゲンセン霧島を通して、霧島の食に関する魅力を市内外の方に知っていただきたいです。熱い想いを持った事業者さんたちや市民の方々と協力し、霧島が誇れるブランドになれるよう、これからどんどん発信していきたいです」

DATA


霧島ガストロノミー推進協議会事務局
(住所)霧島市国分中央3-45-1 別館2F
(問)0995-64-0705
https://kirishima-gastronomy.com/

ゲンセンのゲンセン、3選。

「ゲンセン霧島」の特産品やサービスの中から、さらにリープ編集部が気になる3つの取り組みを紹介します。認定を受けているものは他にもたくさん。あなただけのお気に入りの霧島を探してみましょう。

個性が光る、7つのお茶屋さんの霧島茶
【ゲンセン霧島茶】

2020年12月に発売された‟ゲンセン霧島茶”。霧島の7つのお茶屋さんが作る、選りすぐりのお茶を集めた商品です。お茶の個性は「いれる時の温度」「蒸す手法」そして「水色(すいしょく)」に表れると言います。黒と金を基調に統一されたパッケージには、それぞれのお茶が最もおいしいとされる温度と水色が示されています。個性豊かな味わいと香りを飲みくらべてみましょう。

ヘンタ製茶 邉田(へんた)孝一さん
「霧島のお茶農家が積み重ねてきた技術と経験を活かし、自信を持って送るお茶です。そのこだわりを感じていただければ」

《ここがガストロノミー!》
「茶葉の抽出温度や抽出時間で、味や香りは大きく変わります。各生産者の茶葉を飲み比べると、同じ霧島茶でも味や香りが違うことに私たちも驚きました」

《DATA》
日当山西郷どん村 特産品販売所などで購入できます
https://kirishima-gastronomy.com/news/20201223/

地元の美食がてんこもりのよくばりキッシュ
【霧島キッシュ】

2020年度4つ星認定、『chichinpuipui cafe』の霧島キッシュ。黒豚と霧島茶で作る‟バジルポーク”、霧島サーモンと地元産の野菜をのせた‟サーモンとほうれん草”など、霧島の食材を使って色鮮やかに焼き上げた6つのキッシュがセットになっています。今年も「ゲンセン霧島」にエントリー予定。星を増やすことを目標に、見た目もさらにブラッシュアップしていくそうです。

chichinpuipui cafe 有島さん夫妻(写真はご主人の有島弘樹さん)
「来てくださる方の応援が何よりの力です。よりおいしく、霧島らしいキッシュを作っていきたいです!」

《ここがガストロノミー!》
「新しいメニューの開発や、店内のDIYなど常にチャレンジをされていてワクワクします。アンティークな店内で、彩り豊かなキッシュを食べる時間は特別です!」

《DATA》
chichinpuipui cafe
住:霧島市国分上井244-1
営:11:00~15:00(14:30 OS)
※近日喫茶タイムをスタートする予定(先着・予約不可)
休:火曜
P:あり
キャッシュレス決済:導入予定
問:080(4696)4190
Instagram @chichinpuipui_lab

霧島から発信する、薬膳カルチャー
【薬膳小町】

2020年度、6つ星認定を受けた『薬膳小町』。訪れる人一人ひとりに合った、オーダーメイドの薬膳食を提案しています。国際薬膳師の資格を持つ店主の永峯さんが、中国に古来より伝わる薬膳の考え方をもとにアドバイス。日頃の生活で取り入れやすく、体にいい食材を紹介してくれます。霧島で生産に取り組むハーブやスパイスも販売しています。

薬膳小町 永峯真一さん
「霧島の地から新しい日本の食文化を発信したいと考えました。薬膳といえば難しく感じるかもしれませんが、気軽に触れてみてください」

《ここがガストロノミー!》
「古来よりの漢方の商品を、今のライフスタイルに合わせて提案してくれる場所です。本格的な薬膳料理を自宅でも簡単に作れるのでオススメです!」

《DATA》
薬膳小町
住:霧島市牧園町宿窪田1983
営:10:00~17:00
休:日曜
P:あり
キャッシュレス決済:あり
問:0995(76)1185
https://yakuzen-komachi.jp/