//【夏グルメ 特集】湧水町の名水で磨かれた、絶品うなぎを堪能

【夏グルメ 特集】湧水町の名水で磨かれた、絶品うなぎを堪能

うなぎ専門店 尾方屋

 夏のスタミナグルメの代表格と言えば、うなぎ。湧水町の『うなぎ専門店 尾方屋』は、現在2代目の若き店主が伝統の製法でおいしいうなぎを焼き上げています。店内に一歩足を踏み入れると、タレと脂の炙られるこうばしい香り。ふっくらと分厚いうなぎの載った丼を目の前にすると、思わず笑顔になってしまいます。炭火で焼いた照りのある皮はパリッと、身はふんわりと柔らかく、舌の上でとろける脂の甘みがたまりません。くさみがなく引き締まった身は、湧水町の地下水を絶えず浴びせることで作られます。水が冷たすぎてもうなぎの身が固くなってしまうので、適切な温度を保った水を1年中、止めることなく流し続けているそうです。うな丼の要の一つである焼きダレは、創業時から継ぎ足し。「うなぎと言えば敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、気軽に食べに来てください。蒲焼はもちろん、白焼きでうなぎ本来のおいしさを味わうのもおすすめです」と店主は語ります。今年の土用丑の日は7月28日。名水の街・湧水町ならではのうなぎ料理を堪能しましょう。

特上うな丼(2300円)
タレはかかっていない状態で提供されるので、付属のタレや山椒をお好みで。ご飯も湧水町で作られた米を使用している

 

炭火は火加減の調整が難しく、綺麗に焼き上げるには熟練の技術が必要。店主は子供の頃からうなぎを焼く修業を積んできたという

 

地下水を浴びるうなぎたち。鹿児島か宮崎で育てられた養殖うなぎを仕入れており、この日は大隅産のものを使用

 

店内ではうなぎの蒲焼や白焼、テイクアウト用の弁当なども販売。うなぎは真空パックでの購入もでき、未開封だと蒲焼は冷蔵20日、白焼きは冷蔵15日保存可能

 

DATA

【住】姶良郡湧水町木場86-5
【営】9:00~19:00
食事は11:00~19:00(18:30 OS)、水曜のみ~18:30(18:00 OS)
【休】第1・第3水曜、1月1日
【P】あり
【キャッシュレス決済】あり
【問】0995(74)2220