喧騒から離れ、非日常を楽しむ「休日のとっておきカフェ」
慌ただしい日常をほんの少し忘れて、非日常感のある空間で時を過ごすと、心がゆるんでいくのを感じます。 窓の外に広がる緑、木々の温もり、コーヒーの香りに癒されながら、居心地のよい場所でのんびり過ごしましょう。
「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」。枕崎の山奥に突然現れるカフェでは、そんな怪しい声すら聞こえてきそう。
今年9月にオープンした『山猫瓶詰研究所』のモチーフは宮沢賢治の「注文の多い料理店」。解体予定だった旧郵便局の建物を店主が買い取り、ミステリアスな雰囲気漂う空間に生まれ変わらせました。店内にはカフェスペースのほかに、雑貨やピクルスなどの瓶詰商品が並ぶショップ、そして1日1組限定の宿があります。
この店の”山猫”は健康な人間がお好み。ここの食事で人々を健康にして、最後はおいしく食べてしまう計画をしています。なので使う食材は有機栽培や減農薬のものにこだわり、スイーツもおからや米粉を使ってヘルシーに仕上げています。山奥に待ち受ける、非日常の扉を開けてみては。
ほっとひと息POINT
店内には、予約した人しか入れない「秘密の部屋」がある。夜は宿として使われるその部屋は、時間や天気によって刻一刻と表情を変えていく。訪れたらその入り口を探してみて
山猫瓶詰研究所
【住】枕崎市金山町722
【営】11:00~17:00(カフェ・ショップ)
【休】月曜・火曜
【席】24席(うち予約部屋8席)
【P】あり
【キャッシュレス決済】あり
【問】問い合わせはメールで(info@yamanekobin.jp)
https://yamanekobin.jp/
【TAKE OUT】
テイクアウトマフィン 350~380円、 PoTaLa(カタラーナ) 3240円(1本)