recife&TEREZA(レシフェ&テレザ)
「日本にワインを持ってきたのはフランシスコ・ザビエル、そしてそれはポルトガルワインだった、という説もあるくらい、ポルトガルワインと鹿児島は切ってもきれない縁なんです」。興味深い話を聞かせてくれたのは、甲突川河畔にある『レシフェ&テレザ』のオーナー・リチャードさんとスタッフの弥栄さん。ここでは、ポルトガルのワイナリーまで足をのばし直接買い付けたワインの販売と、料理とお酒の提供を行っています。
近年、世界的にブームの兆しを見せているというポルトガルワインは、海沿いや山間部など様々な環境下のワイナリーで育まれています。そのため、地域によって味の違いが明確で、自分好みの味を探す過程さえも楽しめるのがポルトガルワインの魅力だそう。
そんな同店で今年2月から始まったランチでは、お酒を片手にゆっくり楽しめる料理と雰囲気が魅力です。「ヨーロッパでは当たり前のようにお昼から楽しくお酒を酌み交わします。ワインは難しいものと思わず、焼酎を飲むみたいに気軽に楽しんでくださいね」。日常に取り入れたい、ヨーロッパの過ごし方と美食がありました。
本日の魚料理(1200円)
その日の仕入れにより内容は変わる。写真は、鹿児島県産真鯛のレモンディルソテー。レモンのフレッシュ感とディルの上品な香りが真鯛の味わいを引き立てる。白ワインとの相性も◎(ハウスワインはプラス300円)
(写真左から)弥栄さん、リチャードさんとスタッフの皆さん。お店の明るく陽気な雰囲気に笑顔が映える
地下にあるワインショップ。ここで選んだワインはレストランで楽しむこともできる
お店で提供するメニューはリチャードさんのインスピレーションから作られる。この日のランチは20~30年前にブラジルの海沿いの店で食べた料理をイメージ
DATA
【住】鹿児島市加治屋町1-3
【営】12:00~24:00
【休】火曜・水曜
【P】なし
【キャッシュレス決済】あり
【問】099(213)9787
Instagram @recifetereza