【鹿児島の新定番特集】新鮮なかつおが食卓に届くまでを楽しく学ぼう

枕崎市かつお公社

350年以上の漁業の歴史を誇り、「太陽とかつおの街」と呼ばれる枕崎市。黒潮が育む栄養豊かな海域で、かつおをはじめとした新鮮な魚たちが今日も水揚げされています。『枕崎かつお公社』では自慢のかつおのおいしい刺身や加工品を購入できるほか、施設内の工場では、一匹のかつおを実際に刺身の形にカットする工程を見学することができます。
工場見学の際には、枕崎のかつおの鮮度の証とも言われる「びっくりかつお」を探してみましょう。かつおは釣り上げた後、活きたまま一瞬にして船で冷凍されます。その際にかつおがびっくりしたように口を開けるので、こう呼ばれているのです。

フレッシュな初鰹の季節は過ぎましたが、これからの季節におすすめの商品は“戻りかつお”。東北の三陸沖に泳いでいったかつおは、秋が深まると九州にUターンして戻ってきます。冷たい海流に耐えるために身に脂がのっているので、とろけるような食感と濃厚な旨みを堪能できるのです。

8月には、施設前にかつおをモチーフにした遊具が並ぶスペースが完成し、街の新しいランドマークとして幅広い世代に親しまれている