//【地産知詳 特集】豊かな果実味と芳醇な香り。 これぞ霧島産のワイン!

【地産知詳 特集】豊かな果実味と芳醇な香り。 これぞ霧島産のワイン!

醸造ニューウェイブ
栽培に適した自然環境、醸造に適した気候風土と豊かな水を活かして生まれる、新しい鹿児島の味。それをより一層美味しくするのは、作り手の情熱かもしれません。

 

約46万平方メートルという広大な敷地面積を誇る『霧島さくらフルーツランド』。その一画にある「霧島さくら農園」で、国内では有数のワイン産地である山梨県のワイナリーの指導を受け、ワイン用のブドウ栽培が始 まったのは2006年のこと。

まずは赤ワインの品種であるメルロと自生種を掛け合わせた栽培からスタート。土壌や気候に左右されるブドウ栽培は一筋縄ではいかず「ワイン用ブドウを苗木から育てることの難しさを痛感しました」と話すのは、統括責任者の瀬戸口さん。

その努力が実り、2020年に県内初となるワイナリーが完成し、同年、ファーストヴィンテージとなるワインが誕生。園内で栽培したブドウで赤・白・ロゼなどのワインが醸造されています。

「まずは鹿児島の人に霧島産のワインを飲んでもらいたい」。製造責任者の保田さんの目には次のワインが見えているようです。

(写真)園内にある「霧島さくら館」で販売されている霧島産のワイン。グラスでの試飲(500円~)もできるので好きな味を見つけて。この夏、新商品となるスパークリングワインの販売も予定

 

広大な敷地内にあるワイン用のブドウ畑。寒暖差の大きい気候もワイン造りに欠かせない条件の一つ

 

毎年7月~10月はドームハウスのブドウの樹の下で楽しむバーベキューが大人気

 

ブドウの豊かな香りと果実味をぜひ堪能して。天気のいい日にはワイナリー隣接のウッドデッキで食事を楽しむのもおすすめ

 

自らもソムリエの資格を持つ製造責任者の保田さん。常に細心の注意を払って醸造状態をチェック

 

主にステンレスタンクで醸造しているが、2021年にはフレンチオーク樽熟成で香り付けしたワインも完成

 

できるだけ農薬や添加物を使わないオーガニックなワイン造りを目指している

 

いつでも美味しい状態で飲めるよう一定の温度・湿度で管理されている貯蔵庫(見学可)

 

霧島さくらフルーツランド

【住】霧島市国分重久 5631-2
【営】19:00~17:00
【休】不定休
【P】あり
【キャッシュレス決済】 あり
【問】0995 (73) 3900
INSTAGRAM @sakurafarms
「よかど鹿児島」 (鹿児島銀行本店ビル) 内にあるアンテナショップでは、ワインの販売も行っている