今注目のメイドインカゴシマ
豚やカンパチなど鹿児島が全国有数の生産量を誇る農水産物はよく知られていますが、その根底にある作り手の想いにも注目!「素材のカを活かし切る」というこだわりが詰まった高付加価値な食品の中でも、とりわけ全国から注目を集める2件を紹介します。

商品化まで3年の道のりを経て誕生!

今インターネットで注目を浴びているフードプランド『ROOTS FOOD』の“熟成の刺身”シリーズ。

熟成中にあえて空気に触れさせる独自の熟成法“デキャンタージュ製法”で、新鮮な魚を6日間熟成させた商品は、自宅でレストランの味が食べられると評判を呼んでいます。同プランドを手がける「PLOW A LAND」代表の蜂谷拓広さんと熟成魚との出合いは、自らがシェフを務めるレストランに訪れたカンパチ漁師との会話から。

2、3日寝かせてから食べると美味しいと聞き、早速試してみるとその美味しさに驚いたといいます。そのメカニズムを解明するため、鹿児島大学の協力も得ながら、自身のレストランでも来店客のレスポンスをうかがうなど、商品化に至るまで3年余りの期間を要したとか。

湿度と温度を1度ずつ調整してデータを取るなど徹底した管理の下、とろけるような食感と旨みが凝縮された商品が誕生しました。

（写真）パンとの相性抜群の「鹿児島で生まれた熟成の刺身 “かんぱち “」 983円

 

 

 

 

 

絶妙なソースとの相性を楽しんで

熟成の刺身“シリーズの一つかんぱち”は、錦江湾で獲れる鹿児島県認定のブランド魚「かのやカンパチ」を使い、オリーブオイルとハープを使った特製ソースが美味。

北薩マダイの甘みとわさび醤油ソースの絶妙な味わいがたまらない“まだい”、志布志湾産ヒラメと話題の柑橘「辺塚(へつか)だいだい」のソースがさわやかな味わいの“ひらめ”は、これからの季節にもぴったり。今後は鹿屋産のジャガイモを使ったフライドポテトも商品化の予定です。

食の宝庫といわれる大隅半島の食材を活かした熟成シリーズ。「生で食べる刺身との食感の違いもぜひ楽しんでほしい」と蜂谷さん。2023年10月からは香港、そして、シンガポールやベトナムなど東南アジアへの輸出向け商談会を控えるなど、熱い眼差しは世界をも見据えているようです。

今はネットショップでの販売が中心ですが、鹿児島市内での催事やイベントにも積極的に出店しているのでチェックしてみては。

 

 

 

 

 

 

ROOTS FOOD (PLOW A LAND)

【住】 鹿屋市西大手町6-1
【問】 0994 (36) 8099
https://roots-food.net

鹿児島の特産品通販サイト「かごかご.jp」でも「ROOTS FOOD』の商品を取扱中
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