LEAP防災コラム“考えよう!身近な防災”
もし今、大規模噴火が発生したら?
大正3(1914)年の大正噴火から、来年1月で110年を迎えます。流出した溶岩で桜島と大隅半島が陸続きとなった程の大規模噴火。噴煙は18,000メートルまで上がり、大隅半島には大量の軽石や火山灰が堆積し、土石流や洪水も発生、薩摩半島も噴火後の地震で多数の死傷者が出ました。
今、姶良カルデラ下のマグマ溜まりには、大正噴火の時と同等量のマグマが蓄積していると言われています。これは、次の大規模噴火への備えが必要な時期にきていることを示しています。
▲城山から見た噴火の様子(写真提供:鹿児島県立博物館)
地域で備える、自分で備える
鹿児島は桜島だけでなく、霧島山、口永良部島、諏訪之瀬島など、活火山と人が共生する世界でも珍しい地域です。そこに住む私たちが率先して火山防災に取り組むことが不可欠。
防災において大切なことは、災害に対する正しい知識を身に付けること、平時に防災マップの確認や備蓄品の準備など、災害への備えを万全にすることです。そして、いざ避難情報が出されたら躊躇なく避難しましょう。
また、火山や地震・津波による家財や家屋の火災、損壊、埋没、流出についても、備えておくと安心です。これらは火災保険ではなく地震保険の補償範囲となります。火災保険とのセット加入をお勧めします。生活再建のため、しっかり備えておきましょう。
📌分からないことは、保険のプロに聞いてみよう!
私たち、鹿児島県損害保険代理業協会は、万が一の時に頼れる 「保険のプロ集団」として、皆様と損害保険会社のパイプ役となり、保険に関する知識・情報の提供や、トラブルが発生したときの交渉などを引き受けます。また、国内最大の車体整備業者「DRPネットワーク」に加盟する車の修理工場も会員代理店です。
「保険を選ぶ前に、代理店を選ぶという考え方。」が大切です。保険のことなら、まずは保険のプロが在籍する、私たち、鹿児島県損害保険代理業協会の会員にお任せください。
教えてくれたのは、みんなの保険代理店 末吉さん
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